「家族葬」 訃報はご葬儀前？ご葬儀後？

皆様こんばんは。

デイ葬儀社 代表取締役 終活カウンセラーの出井計多です。

本日より、先日2日に開催させていただきました「家族葬の相談会」で頂きましたご質問の中で、皆様にもお伝えしておきたいと思ったご質問にお答えさせて頂きます。ぜひ、皆様もこの機会にお考えいただければと思います。

家族葬とは、近しいご家族でお見送りをされるご葬儀で、これまでお付き合いのあったご近所の方やご友人のお式へのご参列を辞退されるケースがほとんどです。このことは皆様もご存じだと思います。

では、ここでお考えいただきたいのが、もしもの時、ご近所の皆様やご友人に訃報をいつお伝えしますか？

考え方も様々ですが、私の考えとしてはご近所様とのこれまでのお付き合いを考えると、ご葬儀後にお知らせするのではなく、ご葬儀前に家族で見送る事、ご会葬をご遠慮いただきたい事を訃報に記し、お知らせることをお勧めさせて頂きます。

理由は、ご葬儀後にお知らせをし「なぜ、知らせてくれなかった。」などのお声は後悔が残りますし、社会情勢を鑑みるとご家族でお見送りをされることに対しては抵抗なくご理解いただけると思いますし、何よりもお知らせをすることでご葬儀までの間にお線香を上げに来られたり、当日、自宅から斎場へ出発するときにお見送りをされることが、ご近所様にとっての大切なお別れの場となるからです。

ついつい、家族葬、一日葬を考えた時に家族だけでといった形式が先行してしまいますが、一番大切なことは、これまで故人に関わってこられた皆様のお別れの場を無くすことなく、どうすればお別れの場を創り、悔いなくお別れをしていただけるか…

様々なご事情がございますが、大切な方のお葬式は1回。ぜひ皆様には訃報のお伝えの仕方１つをとっても、様々な角度からお考えいただき、自分なりの答えをお持ちいただければと思います。

何度も申し上げますが、大切な方のお葬式は一生で１回。

悔いなく、大切な故人様へこころから「ありがとう…」を伝えていただくお手伝いを私達デイ葬儀社は致します。

お時間のございます方は、家族葬の相談会へぜひお越しください。